nlh.pokerで自分のスタッツを同じレート帯の人と比べる方法

著者:Stray Cat
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機能・ガイド

nlh.pokerで自分のスタッツを同じレート帯の人と比べる方法

中央値より多いだけではスタッツは直しません。同じレート帯の人と比べ、範囲内の行はそのまま、低めと高めだけを「自分で狙っているか」で判断します。真ん中の人に合わせるのが目標ではありません。NLH QuickとWin The Buttonで使えます。

統計の「レート帯との比較」で決めるのは、自分の数字が上手いか下手かではありません。同じくらいの強さの人より、その行動が多いか少ないか、そして今それを直すかどうかです。

見る列は「あなた」「中央値」「判定」の3つです。中央値は、並びの真ん中の人の数字です。真ん中より多いだけでは直しません。直す候補は、判定が「低め」か「高め」の行だけです。

比べられるのは、VPIP、PFR、Limp、Aggression の4項目、WTSD、W$SD の合計9項目です。NLH Quick と NLH Win The Button の統計ページで、直近10,000ハンドの自分の数字を、同じレート帯の人と並べて見られます。

中央値と比べて、どう判断するか

1. 中央値と比べて、多い・少ないに読み替える

  • あなたの数字が中央値より大きい。真ん中の人より、その行動が多い
  • あなたの数字が中央値より小さい。真ん中の人より、その行動が少ない

差が小さければ、ほぼ同じです。判定が範囲内なら、その行は2で止めます。中央値にぴったり合わせることは、目標ではありません。真ん中の人は「普通」であって、「正しいプレイ」ではないからです。

2. 判定を見て、直す行を一つに絞る

中央値より多い人は、同じレート帯のおよそ半分います。多いだけでは普通です。画面の「判定」は、並びの上下25%ずつを除いた真ん中の50%の幅(中央50%)と比べた結果です。

上下を25%ずつ除くので、1行ごとに見ると、およそ半分の人は「低め」か「高め」になります。9項目あれば、複数の行が外れるのは普通です。だから、外れた行を全部直すのではなく、一度に1行だけ選びます。

判定その行をどうするか
範囲内普通の幅の中。中央値と違っていても、今は触らない
高め普通の人より多い。見直す候補
低め普通の人より少ない。見直す候補

低めや高めがいくつあっても、一度に見るのは1行だけです。いちばん自分で説明しにくい行を選びます。

3. 差が自分が意図したものかを考える

低め・高めは、悪い点ではありません。考えることは一つです。

この多さ、または少なさは、自分が意図したものか。

  • 意図したもの。そのままでよい。参加を広げる方針なら、VPIP が高めでも直さない
  • 意図したものでない。その項目のハンドだけを、ハンド履歴で見る。9項目をまとめて直さない

数字の例

VPIP(自分からポットに入った割合)で、二つの読み方を並べます。

例あなた中央値中央50%判定
直さない例26.024.018.0–28.0範囲内
見直す例32.024.018.0–28.0高め

直さない例は、真ん中の人より2だけ参加が多いです。それでも普通の幅(28.0まで)の中なので、この行は閉じます。中央値の24へ下げる必要はありません。

見直す例は、真ん中より8多く、普通の幅の外です。考えるのは「参加を増やすプレイは、自分が意図したものか」です。意図したものでないなら、アーリーで参加したハンドから履歴を見ます。意図したものなら、高めのままでよいです。

項目ごとに自分へ聞くこと

低め・高めの行だけ、次の質問にします。範囲内の行には使いません。項目名は画面の英語表記です。Aggression と書かれた4項目は、全体とポストフロップそれぞれに Factor(ベットとレイズの数 ÷ コールの数)と Frequency(アクションのうちベットやレイズの割合)があります。Frequency は「賭けが多いか少ないか」、Factor は「賭けとコールのバランス」を見ます。

項目高めのとき低めのとき
VPIP弱いハンドで参加しすぎていないか参加できるハンドまで捨てていないか
PFR中身の薄いレイズが増えていないかレイズせず、コールで入ることが多くないか
Limpレイズできる場面で、そのままコールしていないかリンプが少ないのは、レイズで入る方針なら自然。そう決めているか
Aggression Frequency(全体・ポストフロップ)強いハンドではないのに、ベットやレイズが増えていないか強いハンドでもチェックして、賭けずに見ていないか
Aggression Factor(全体・ポストフロップ)コールすべき場面で、レイズやベットに寄せていないか。あるいはコールが少なすぎないか賭けるべき場面で、コールばかりしていないか
WTSD降りられるハンドで、最後まで見ていないか勝てそうなハンドまで降りていないか
W$SD強いハンドだけでショーダウンに行く方針か。そうなら、そのままでよい勝ちにくいハンドまで見せていないか

VPIP と PFR の定義は「VPIP・PFRとは」、履歴の見方の手順は「スタッツからリークを特定する方法」です。初めてスタッツを見る場合は「ポーカー統計の使い方」からで十分です。

統計ページのどこを見るか

ラウンジの統計を開き、上のタブで NLH Quick か NLH Win The Button を選びます。下の方にある「レート帯との比較」が、この表です。プライベートテーブルには出ません。

自分の数字は、そのゲーム種別の直近10,000ハンドです。比べる相手は全世界ではなく、Beginner や Regular のような、自分と同じレート帯の人です。アプリ全体の場所は「nlh.poker の遊び方・機能ガイド」も参照してください。

中央値と中央50%の意味

「中央値」は、同じレート帯の人をその数字が小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中にいる人です。100人なら50番目あたりです。平均とは違います。平均は、とても高い人やとても低い人に寄ります。

「中央50%」は、その並びの上下25%ずつを除いた、真ん中の半分の人たちが入っている幅です。画面では「18.0–28.0」のように出ます。判定の「範囲内」は、自分の数字がこの幅の中にある、という意味です。幅の外にいる人も、同じレート帯の半分ほどいます。

数字や判定が出ないとき

表があっても、判断を始めてよい行と、まだ早い行があります。

  • レート帯がまだ付いていないときは、「レート帯はまだ判定されていません」と出ます。プレイを続けると付きます
  • そのレート帯の人数が少ない項目は、真ん中の人の数字も幅も出ません
  • 自分の機会が30回未満の項目は、数字だけ出て判定は「—」です。この行は、低めや高めに見えても判断しません

同じレート帯の分布(中央値と中央50%)は、毎日午前5時(JST) に更新されます。自分の数字は直近10,000ハンドから随時変わりますが、比べる相手の幅は1日1回しか動きません。午前5時にレート帯そのものが変わることもあります。収支の線の読み方は「統計グラフの見方」です。この表は、グラフの上下ではなく、プレイのくせが同じレート帯からどれだけ外れているかを見るためのものです。

よくある質問

中央値より高いだけで、そのスタッツは直すべきですか?

直さなくてよいです。真ん中の人より多いのは、同じレート帯の約半分です。直す候補になるのは、真ん中の50%の幅(中央50%)から外れて、判定が「低め」か「高め」になった行だけです。外れる人は、1行ごとに半分ほどいます。範囲内なら、中央値と少し違っていても今は触りません。

中央値に近づければ、上手くなりますか?

なりません。中央値は、同じレート帯のちょうど真ん中の人であって、正しいプレイではありません。合わせにいくと、自分で狙っていた差まで消します。見るのは「普通の幅から外れているか」と「その差は自分で狙っているか」の二つです。

「低め」や「高め」は、プレイが悪いという意味ですか?

違います。普通の人より少ないか、多いかを示しているだけです。その差を自分で狙っているなら、そのままでよいです。狙っていないときだけ、その項目のハンドを履歴で見ます。

プライベートテーブルでも比べられますか?

比べられません。レート帯との比較が出るのは NLH Quick と NLH Win The Button だけです。プライベートテーブルにはレート帯がないため、この表は出ません。

まとめ

  • 中央値より多い、または少ないだけでは直さない
  • 範囲内の行は閉じる。低め・高めだけが、見直す候補
  • その差を自分で狙っているなら、そのままでよい
  • 狙っていない行を一つだけ、ハンド履歴で見る
  • 機会が30回未満の項目は判断しない。分布は毎日午前5時(JST)に更新される

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