今週(2026年8月31日〜9月6日)のポーカー界は、オンラインの大型イベントが賞金の桁を動かし、ライブのハイステークスは済州で新しい名前を出しました。GGPokerのWSOP Onlineでは$1,500 Millionaire Makerがシリーズ最大級の優勝額を記録し、Triton Super High Roller Series Jeju IIは開幕戦の王者を迎えています。オランダの配信勢Lex Veldhuisさんは17年ぶりのブレスレットFTに進み、PokerStarsでは25年目のWCOOPが始まりました。国内ではABEMA POKER INVITATIONAL第6回のヘッズアップが報じられています。確認できる報道をもとに、主な5本を整理します。
Benjamin RolleがWSOP Online Millionaire Makerを制し、約137万ドルを獲得
PokerNews(2026年9月2日)によると、オーストリアのBenjamin Rolleさんが#12: $1,500 Millionaire Makerを制し、$1,366,929と2本目のゴールドブレスレットを獲得しました。エントリーは5,518、賞金総額は$7,863,150です。Day 1で9人まで絞られ、ファイナルテーブル開始時点でまだ$4,551,363が残っていました。優勝には2026年WSOP Paradise Super Main Event行きの$30,000 Super Passも付きます。
PokerNewsによると、Rolleさんは過去にWSOP Online本戦で8位($661,848)になっており、2025年には同イベントを制して初ブレスレットと$3,907,707を獲得しています。Raise Your Edgeの創設者としても知られる顔ぶれが、再び七桁のオンライン本戦系統を閉じました。ヘッドアップの相手は同じオーストリア登録のLoris Gauthierさん。1位と2位の差額は$390,774ありましたがディールは組まれず、Gauthierさんは準優勝の$976,155です。3位もオーストリア登録のAdrian Strobelさん($697,152)で、残り3人が同じ国旗という並びでした。
同じ週のブレスレットでは、PokerNews(2026年9月1日)によるとスペインのAntonio Galianaさんが#9: $600 Super Six Bounty 6-Handed NLHを制し、バウンティ込み$155,340で通算3本目を獲得しています。エントリーは2,699、賞金総額は$1,538,430。準優勝はブラジルのJonatas Gomesさん($108,380)です。#10: $1,000 Five Card PLOはオーストリアのRoland Rokitaさんが$106,192で2本目。#11: ¥800 WSOP Asia Championshipは35,095エントリー、賞金総額¥25,829,920(約$3.8 million)で、ベラルーシ登録のFartu_Masti_Broさんが¥2,952,453(約$440,000)を獲得しました。Millionaire Makerと同日の#13: $2,500 Turbo NLH Championshipは、PokerNewsによるとカナダのSantiago Planteさんが719人を制して$234,332と初ブレスレットです。先週の8月24日〜30日のまとめではMini Mainがシリーズ最大の優勝額でしたが、今週はその座がMillionaire Makerに移っています。
Alexandros TheologisがTriton Jeju II開幕戦で初タイトル
PokerNews(2026年9月5日)によると、ギリシャのAlexandros Theologisさん(オンライン名 Pwndidi)がTriton Super High Roller Series Jeju IIの開幕戦、$15,000 NLH 8-Handedを制し、$642,000と自身初のTritonタイトルを獲得しました。SpadePokerによるとエントリーは206、賞金総額は$3,090,000です。決勝卓には現GPI年間王者のPunnat Punsriさん、Adrian Mateosさん、Wai Kiat Leeさんらが残っていました。
PokerNewsによると、Theologisさんは優勝後の取材で「Tritonのトロフィーが本当に欲しかった。2位や3位は何度かあったので、ようやく閉じられて嬉しい」と話しています。ヘッドアップはチップリーダーだったマレーシアのVictor Chongさん。Theologisさんが徐々にリードを削り、2度目のオールインコールでJ♥10♦がChongさんの8♥4♣をホールドして決まりました。Chongさんは準優勝の$431,000、Punsriさんは3位の$302,000、Mateosさんは8位の$79,000です。オンラインで長く名前の知られたプレイヤーが、ハイステークスのライブツアーで初めてタイトルを取った形になります。
続く#2: $20,000 NLH 8-Handedは、SpadePokerとTriton公式(2026年9月6日)によると174エントリー、賞金総額$3,480,000。バブルはLim Chin Weiさんのエース対Xuan Liuさんのキング対Du QiaoさんのA-Kという3ウェイで、残った25人が最低$35,000を確保しています。チップリーダーはLim Chin Weiさん(4,240,000)、2番手はMatthias Eibingerさん(3,535,000)、優勝額は$771,000です。済州のシリーズはまだ序盤で、開幕戦の顔ぶれがこの先の本戦系統を読む材料になります。
Lex Veldhuisが17年ぶりにWSOPファイナルテーブルへ、優勝はKai Lehto
PokerNews(2026年9月4日)によると、オランダのLex Veldhuisさんが#14: $1,500 Super Turbo Bounty PLOで5位になり、$41,465(バウンティ込み)を獲得しました。エントリーは721、賞金総額は$1,027,425で、上位84人がインマネーです。PokerNewsによると、これは2009年の$40,000 NLH 40th Anniversary(7位、$277,939)以来、17年ぶりのWSOPファイナルテーブルです。
Veldhuisさんは家族とともにコスタリカへ移ったあと、GGPokerのWSOP Onlineで14イベント中8回キャッシュしています。直前では$1,000 Mystery Bounty PLOで10位($4,522)、Planteさんが優勝した$2,500 Turboで16位($12,123)でした。今回は7人のファイナルを3番手で迎えましたが、Cursed79さんとのハンドでエースのペアがフロップのトップセットに敗れ、5位で終えています。Poker.org(2026年9月3日)によると、配信では「ブレスレットは自分にとって特別だ」と話していたそうです。
優勝はフィンランドのPLO勢Kai Lehtoさん(ロビー名 Lasi Paihinen)で、バウンティ込み$147,225とSuper Passです。準優勝のCursed79さん(キプロス登録)は$97,263。PokerNewsによると、次のブレスレットは9月6日の#15: $1,000 Rounder Cupで、アジア太平洋・ユーラシア・欧州・米州が別々のDay 1を戦い、上位10%がBST 15:00の決勝に合流します。Millionaire Makerとは別の軸として、配信で顔の見えるプレイヤーがどこまで残るかも、今週のオンラインの見どころでした。
PokerStarsのWCOOPが9月6日に開幕、121イベントで25年目へ
PokerNews(最終更新2026年9月2日、初出8月19日)によると、PokerStarsのWorld Championship of Online Pokerが9月6日から30日まで開催されます。25年目の今大会はHigh / Medium / Lowの3ティアで121イベント、バイインは$5.50から$25,000です。優勝者は少なくとも350人が「世界チャンピオン」を名乗れる計算で、6本のMain Eventの保証額合計は$6.5 million超です。
NLHE本戦は9月27日に3本並び、$109 Low($1.25 million保証)、$1,050 Medium($2 million保証)、$10,300 Championship($2.5 million保証)です。PLO本戦は翌28日で、$109 / $1,050 / $10,300の保証がそれぞれ$100,000、$250,000、$400,000。開幕日の9月6日には$5.50 / $55 / $530のKickoffに加え、$5,200 NLHE 6-Max Championship($400,000保証)と、Sunday Million 20周年Phase 2($109、$5 million保証)も入ります。
サテライトは$0.55から、WCOOPテーマのSpin & Goは$0.75から。Lucky Dipは期間中$500,000分のチケット、Power Path Expressは$175,000超のバンドルと本戦シート、リーダーボードはLow / Medium / High / 総合で追加$100,000です。WSOP Onlineが9月29日まで続くため、今月後半は二つのオンラインシリーズが並行します。読む順番としては、まず開幕週のKickoffと6-Max Championship、本戦は月末、という二段構えが追いやすいです。
ABEMA招待戦第6回、Ruikoと北嶋隼人のヘッズアップが報じられる
ABEMA TIMES(2026年9月4日)によると、8月29日配信の『ABEMA POKER INVITATIONAL 2026』第6回で、優勝賞金1,000万円をかけたRuikoさんと北嶋隼人さんのヘッズアップが報じられています。先週の8月24日〜30日のまとめでは、第5回で中西翔太さんとれいちゃそさんが落ち、残り3人がRuikoさん、北嶋さん、前回準優勝の新田渓さんでした。第6回の報道で名前が出ている決勝の二人は、そのうちのRuikoさんと北嶋さんです。
ABEMA TIMESによると、Ruikoさんはこの回の序盤からツーペア以上を何度も完成させていました。報じられている場面では、北嶋さんがハートの8-4で5,000点まで上乗せし、RuikoさんがダイヤのK-4でコール。どちらもスーテッドでフラッシュまで見える手です。優勝者の確定までは、この記事の取材時点で一次報道を拾いきれていません。招待制の一発勝負は、残り席が二つになった時点で視聴の焦点が賞金額そのものへ移ります。
5本を通して見ると、今週の軸はオンラインの七桁と、済州の開幕タイトルです。WSOP Onlineは9月29日、WCOOPは9月30日まで続くため、次のまとめはブレスレットの続きと、WCOOP開幕週の優勝者が中心になりそうです。


